クラフトアイテムの制限
クラフトアイテムは以下の制限を満たす必要があります。
アイテムとしての制限
クラフトアイテムにはItem コンポーネントが追加されている必要があります。
- ItemのNameが設定されている必要があります。
- ItemのNameは64文字以内である必要があります。
- ItemのSizeはいずれかの要素が1以上であり、全ての要素が0以上4以下である必要があります。
GameObjectの制限
- アイテムに含まれるGameObjectの数は128個以下である必要があります。
- アイテムに含まれるGameObjectの名前は全て異なる必要があります。
- アイテムのGameObjectはアクティブである必要があります。
アセットの制限
メッシュの制限
- メッシュは全て三角形である必要があります。(一般的なアセット形式の場合、四角形のメッシュが含まれたアセットも自動で三角形メッシュに変換して使用することができます。アセットのImport SettingでKeep Quadsがfalseになっていることを確認して下さい。)
- メッシュの三角形の数は1以上5000以下である必要があります。
- 1つのメッシュのサブメッシュ数は2つ以下である必要があります。
- メッシュはウェイトを含んでいない必要があります。
- メッシュが存在する領域は(5, 5, 5)以内である必要があります。
- アイテムに含まれるメッシュは8種類以下である必要があります。
マテリアルの制限
- アイテムに含まれるマテリアルは2種類以下である必要があります。
- シェーダーはStandard Main Screen View コンポーネントを除き、Standardシェーダーのみが使用できます。
- StandardMainScreenViewではClusterCreatorKitSampleに含まれるStandardMainScreen.shaderが使用できます。
テクスチャの制限
- 1つのアイテムに含まれるテクスチャは3種類以下である必要があります。
- 全てのテクスチャはpng形式かjpg形式である必要があります。
- 全てのテクスチャは縦横それぞれ8192ピクセル以下である必要があります。
テクスチャは自動的に軽量化・縮小されて使用されます。
サイズの制限
- 最終的にアップロードされるアイテムの容量は25MB以下である必要があります。
コンポーネントの制限
クラフトアイテムでは、以下に記述があるコンポーネントのみが使用できます。 使用可能でないコンポーネントは無視されます。
アイテムコンポーネント
アイテムコンポーネントでは、以下のコンポーネントが使用可能です。
- Item コンポーネント
- Movable Item コンポーネント
- Grabbable Item コンポーネント
- Ridable Item コンポーネント
- Scriptable Item コンポーネント
- Item Audio Set List コンポーネント
- Humanoid Animation List コンポーネント
- Player Script コンポーネント
アイテムコンポーネントには以下の制限が適用されます。
- RidableItemの制限
- RidableItemのAvatarOverrideAnimationは使用されません
- ScriptableItemの制限
*-Compat
系のAPIを利用することができません- 詳細はScript Referenceを参照してください
- スクリプトの長さは20kB以下である必要があります
- ItemAudioSetListの制限
- Item Audio Setsの個数は5個以下である必要があります
- Item Audio SetのIdとAudio Clipが全て設定されている必要があります
- Item Audio SetのIdは全て異なる必要があります
- 全てのAudio Clipは長さが5秒以下、チャンネル数が2以下、SampleRateが48000Hz以下である必要があります
- HumanoidAnimationListの制限
- Humanoid Animationsの個数は10個以下である必要があります
- Humanoid AnimationのIdとAnimationが全て設定されている必要があります
- Humanoid AnimationのIdは全て異なる必要があります
- 全てのAnimationに含まれるプロパティごとに数えたキーフレームの合計は50000個以下である必要があります
- PlayerScriptの制限
- スクリプトの長さは20kB以下である必要があります
描画に関わるコンポーネント
描画に関するコンポーネントでは、MeshRenderer、MeshFilterが使用可能です。
- アイテムにはアクティブなMeshRendererが1つ以上必要です。
- 1つのアイテムのMeshRendererの数は32個以下である必要があります。
- MeshRendererの設定はMaterialsのみ使用されます。
- Meshが存在する範囲は(5, 5, 5)以内である必要があります。
衝突に関わるコンポーネント
衝突にかかわるコンポーネントでは、BoxCollider、SphereCollider、CapsuleCollider、MeshColliderが使用可能です。
- 全てのColliderのMaterialは使用されません。
- MeshColliderはConvexであり、指定するMeshはTriangle数が255以下である必要があります。
- MeshColliderのCooking Optionsは使用されません。
- 1つのアイテムのColliderの数は32以下である必要があります。
- Colliderが存在できる範囲は(5, 5, 5)以内である必要があります。
- ColliderにShape コンポーネントをつけることで、振る舞いを指定できます。
- ShapeコンポーネントのついていないIs TriggerがオンのColliderは使用されません。
物理挙動に関わるコンポーネント
Rigidbodyコンポーネントは、Movable Item コンポーネントが追加されている場合のみ使用されます。
Rigidbodyコンポーネントのプロパティのうち、以下の項目が変更可能です。
- isKinematic : オフにしてアップロードしたアイテムは物理挙動をするようになります。
- useGravity : 物理挙動をするアイテムで設定をオフにしてアップロードした場合、重力を無視するようになります。
- Mass : 物理挙動をするアイテムの質量を設定できます。
上記以外のプロパティの設定値は反映されず、Rigidbodyコンポーネントのデフォルト値が使用されます。
アイテムが重力の影響を受けるかどうかはスクリプトから動的に切り替えることもできます。 詳細は Script Reference を参照してください。
ワールドコンポーネント
ワールドコンポーネントでは、以下のコンポーネントが使用可能です。
TextViewのTextは1kB以下である必要があります。