イベント

clusterではバーチャルイベントを開催することができます。

イベントはワールドを会場として行われます。以下のようなワールドがイベントで利用可能です。

  • 自身でアップロードしたワールド
  • 他のクリエイターがアップロードした、イベントでの利用を許可されたワールド
  • cluster公式が提供するイベント会場

いくつかの制限を除き、イベント会場のワールドでも通常のワールドと同等の機能が使えます。 またWebトリガーという、Webからイベント内の状態を制御する機能も提供されており、演出などに利用できます。

アップロードしたワールドをイベントに利用する

Creator Kitで使用しているのと同じアカウントでclusterのウェブサイトにログインします。作成したイベントの編集項目の会場選択のマイワールドタブにアップロードした会場があることを確認できます。

イベントの作成と編集の詳細について知りたい場合は 「イベントを作成する – ヘルプセンター」を確認して下さい。

イベント特有の制限

イベントも空間インスタンスのひとつです。 しかし、一回しか開催されないこと、ゴースト参加者の存在など、通常のスペースとの違いもあり、それに起因する制限が存在します。

  • ベータ機能が利用できません
  • セーブデータが利用できません
  • ゴースト・グループビューイング参加者は多くの機能は利用できません

ゴースト参加者について

イベントには、通常と異なる参加者が存在します。

ゴーストやグループビューイングの参加者(以下「ゴースト参加者」といいます)はワールドに影響を与えられず、ワールドから一部の影響を受けません。また、通常の参加者からは見えず、インタラクトすることもできません。 (コメントとギフトの利用のみが通常の参加者から観測できます。)

ワールドの機能について、ゴースト参加者の制限を以下に示します。

  • アイテムを持つ・使うことはできません
  • アイテムとの衝突は通知されません
  • トリガーやオペレーションを起動できません
  • ClusterScriptのPlayerHandleが割り当てられません
    • PlayerHandleを返すAPI($.getPlayersNear)などで取得することもできません

イベントに利用するワールドを制作する際には、アイテムやスクリプトを利用できないゴースト参加者を想定することを推奨します。

ゴースト参加者でも利用可能な機能

すべてのワールドコンポーネントはゴースト参加者に対しても動作するように設計されています。例えば、イベント会場内でワープを使用したい場合には Warp Player Gimmick コンポーネント の代わりに Player Enter Warp Portal コンポーネント を使用してください。

ゴースト参加者でも、プレイヤーギミックから、グローバルステートを読み取ることはできます。 例えば、Set Move Speed Rate Player Gimmick コンポーネントの TargetにItemもしくはGlobalを指定することで、参加者全員の移動速度を変更することが可能です。