SubScene コンポーネント

SubScene コンポーネントを使うと、複数のシーンから構成されるワールドを作成できます。 これにより、入室にかかる時間やワールドの負荷を減らすことが出来ます。

プロパティ

プロパティ機能
Sceneこの GameObject についた Collider 内にプレイヤーがいる場合にロードされるシーンを指定します

詳細

SubScene コンポーネントを使うと、常にロードされているシーン(メインシーン)と、プレイヤーがある領域内にいる場合のみロードされるシーン(サブシーン)から構成されるワールドを作成できます。 SubScene コンポーネントについた Collider 内にプレイヤーがいる場合、指定したシーンがロードされ、そうでない場合、そのシーンは破棄されます。 このロード状況はプレイヤーによって異なります。

サブシーンをロードする範囲を指定するため、 SubScene コンポーネントにはいずれかの Collider コンポーネントが1つ以上必要です。 それらの Collider の IsTrigger は true に設定されます。

サブシーン内のワールドコンポーネントは動作しません。 サブシーンではアイテムやトリガーやオペレーションや PlayerGimmick は使用できません。

SubScene コンポーネントについた Collider にプレイヤーが入ってからサブシーンがロードされるまでや、その領域から出てサブシーンが破棄されるまでには時間差があります。

1つのワールドで使用できる SubScene コンポーネントは10個までです。

同じサブシーンを複数の SubScene コンポーネントに指定することは出来ません。

シーンのロード状態はプレイヤーごとに異なるため、アバターやアイテムとサブシーンとのインタラクションは整合しない見え方になる場合があることに注意してください。 例えば、サブシーンが描画する領域にあるアイテムやアバターがサブシーンがロードされていない人から見た時に浮いてるように見えたり、物理挙動をするアイテムがサブシーンの Collider がある領域を透過したりします。 これらの問題を回避するために、 Collider をサブシーンではなくメインシーンに置いたり、大まかな見た目を Sub Scene Substitutes コンポーネント を使って表現したりすることができます。

メインシーンに含まれておらず、複数のサブシーンに含まれているアセットは、重複してメモリを消費する場合があります。