アイテムグループ

アイテムグループは複数のアイテムが共通のオーナーを持つようにする仕組みです。

プレイヤーがアイテムグループに所属する1つのアイテムに対してオーナーの取得を伴う操作(インタラクトする、掴む、乗る、など)をした場合、そのプレイヤーはアイテムグループに所属するすべてのアイテムのオーナーになります。 掴んでいる間や乗っている間は、プレイヤーはアイテムグループのオーナーであり続けます。そのため、別のプレイヤーが同じアイテムグループに所属するアイテムに対してオーナーの取得を伴う操作を行えなくなることに注意してください。

アイテムグループの作成

アイテムグループは1つのホストアイテムと複数のメンバーアイテムから構成されます。 アイテムがホストアイテムかメンバーアイテムの場合に、アイテムグループに所属するといいます。

ホストアイテムは、アイテムグループに必ず1つだけ存在するアイテムです。 ホストアイテムは以下の方法で作ることができます。

ホストアイテムが削除されるとアイテムグループは無効になります。

メンバーアイテムは、アイテムグループに所属するホストアイテム以外のアイテムです。 アイテムグループは複数のメンバーアイテムをもつことができます。 メンバーアイテムは以下の方法で作ることができます。

制限

  • クラフトアイテムをホストアイテムにすることはできません。
  • アイテムは同時に複数のアイテムグループに所属することはできません。
  • アイテムが同時にホストアイテムとメンバーアイテムになることはできません。
  • ホストアイテムがワールド設置アイテムの場合、アイテムをDestroy Item Gimmick コンポーネントで削除することはできません。

ClusterScript API

アイテムグループに所属することで使用できるようになるClusterScript APIがあります。

  • アイテムグループに所属するアイテムはClusterScript.groupStateを使用することで、アイテムグループ内でステートを共有できます。このAPIは現在はベータAPIです。
  • ホストアイテムはClusterScript.createItemにオプションを指定することで、アイテムをメンバーアイテムとして生成できます。このAPIは現在はベータAPIです。