オペレーション
オペレーションは、ステートを読み取り、遅延や抽選、計算などの処理をし、その結果をステートに書き込みます。 オペレーションの一覧はオペレーションコンポーネントをご覧ください。
ロジックとは
ロジックは、メッセージを読み取り、様々な計算をした結果をメッセージとして通知する機能を持ったオペレーションです。
ロジック共通の設定項目
各ロジックコンポーネントの設定項目は以下のとおりです。
- 計算を開始する起点となるメッセージ (Signal) の対象と識別子
- 計算の1ステップ (上から順番に実行されます)
- ステップの追加
- 計算した結果をメッセージとして通知する対象と識別子、型 (メッセージの型にSignalを選んだ場合、計算結果が true のときそのメッセージを通知します)
- 適用する演算子と関数
- 引数 1
- 引数 2 (引数の数は適用する関数によって異なります)
ロジックに設定できる演算子と関数の一覧
演算子 / 関数 | 機能 |
---|---|
= | 引数の値をそのまま返します。 |
Not | 値が true の場合は、false を返します。そうでない場合は、true を返します。 |
Minus | 値の正負を反転した値を返します。 |
Add | 2つの値の和を返します。 |
Multiply | 2つの値の積を返します。 |
Subtract | 引数1の値から引数2の値を減算した結果を返します。 |
Divide | 引数1の値から引数2の値を除算した結果を返します。 |
Modulo | 引数1の値から引数2の値を除算した後の剰余を返します。 |
Equals | 2つの値が等しい場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。Float 型では、2つ値が互いに小さな値の範囲内にある場合には、 true を返します。 |
NotEquals | 2つの値が等しい場合は、 false を返します。そうでない場合は、true を返します。Float 型では、2つ値が互いに小さな値の範囲内にある場合には、 false を返します |
GreaterThan | 引数1の値が引数2の値より大きい場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。 |
GreaterThanOrEqual | 引数1の値が引数2の値以上の場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。 |
LessThan | 引数1の値が引数2の値より小さい場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。 |
LessThanOrEqual | 引数1の値が引数2の値以下の場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。 |
And | 2つの値の両方が true の場合は、true を返します。そうでない場合は、false を返します。 |
Or | 2つの値のどちらかが true の場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。 |
Condition | 引数1の値が true の場合は、引数2の値を返します。そうでない場合は、引数3の値を返します。 |
Min | 2つの値のうち、小さい方を返します。 |
Max | 2つの値のうち、大きい方を返します。 |
Clamp | 引数1を引数2以上引数3以下の範囲に収めて返します。 |
Length | 引数のベクトルの長さを返します。 |
Sqrt | 引数の平方根を返します。 |
Dot | 2つのベクトルの内積を返します。 |
Cross | 2つの三次元ベクトルの外積を返します。 |
Rotate | 引数1が数値の場合、引数1の角度(度)で引数2の二次元ベクトルを反時計回りに回転させた値を返します。 引数1がVector3の場合、引数1がオイラー角(度)として示す回転を引数2の三次元ベクトルに適用した値を返します。 |
ロジックに設定できる引数の種類
引数の種類 | 機能 |
---|---|
Constant | 定数を使用する場合に設定し、型と値を指定します。 |
RoomState | メッセージを読んで使用する場合に設定し、型と対象と識別子を指定します。 Double型を使用すると、値型の全てを共通で読み取ることが出来ます。 |
メッセージの型や値についての詳細はトリガーの共通設定項目をご覧ください。
- 上のステップと入れ替え
- ステップの削除
- 下のステップと入れ替え