オペレーション

オペレーションは、ステートを読み取り、遅延や抽選、計算などの処理をし、その結果をステートに書き込みます。 オペレーションの一覧はオペレーションコンポーネントをご覧ください。

ロジックとは

ロジックは、メッセージを読み取り、様々な計算をした結果をメッセージとして通知する機能を持ったオペレーションです。

ロジック共通の設定項目

各ロジックコンポーネントの設定項目は以下のとおりです。

  1. 計算を開始する起点となるメッセージ (Signal) の対象と識別子
  2. 計算の1ステップ (上から順番に実行されます)
  3. ステップの追加
  1. 計算した結果をメッセージとして通知する対象と識別子、型 (メッセージの型にSignalを選んだ場合、計算結果が true のときそのメッセージを通知します)
  2. 適用する演算子と関数
  3. 引数 1
  4. 引数 2 (引数の数は適用する関数によって異なります)

ロジックに設定できる演算子と関数の一覧

演算子 / 関数機能
=引数の値をそのまま返します。
Not値が true の場合は、false を返します。そうでない場合は、true を返します。
Minus値の正負を反転した値を返します。
Add2つの値の和を返します。
Multiply2つの値の積を返します。
Subtract引数1の値から引数2の値を減算した結果を返します。
Divide引数1の値から引数2の値を除算した結果を返します。
Modulo引数1の値から引数2の値を除算した後の剰余を返します。
Equals2つの値が等しい場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。Float 型では、2つ値が互いに小さな値の範囲内にある場合には、 true を返します。
NotEquals2つの値が等しい場合は、 false を返します。そうでない場合は、true を返します。Float 型では、2つ値が互いに小さな値の範囲内にある場合には、 false を返します
GreaterThan引数1の値が引数2の値より大きい場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。
GreaterThanOrEqual引数1の値が引数2の値以上の場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。
LessThan引数1の値が引数2の値より小さい場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。
LessThanOrEqual引数1の値が引数2の値以下の場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。
And2つの値の両方が true の場合は、true を返します。そうでない場合は、false を返します。
Or2つの値のどちらかが true の場合は、 true を返します。そうでない場合は、false を返します。
Condition引数1の値が true の場合は、引数2の値を返します。そうでない場合は、引数3の値を返します。
Min2つの値のうち、小さい方を返します。
Max2つの値のうち、大きい方を返します。
Clamp引数1を引数2以上引数3以下の範囲に収めて返します。
Length引数のベクトルの長さを返します。
Sqrt引数の平方根を返します。
Dot2つのベクトルの内積を返します。
Cross2つの三次元ベクトルの外積を返します。
Rotate引数1が数値の場合、引数1の角度(度)で引数2の二次元ベクトルを反時計回りに回転させた値を返します。 引数1がVector3の場合、引数1がオイラー角(度)として示す回転を引数2の三次元ベクトルに適用した値を返します。

ロジックに設定できる引数の種類

引数の種類機能
Constant定数を使用する場合に設定し、型と値を指定します。
RoomStateメッセージを読んで使用する場合に設定し、型と対象と識別子を指定します。 Double型を使用すると、値型の全てを共通で読み取ることが出来ます。

メッセージの型や値についての詳細はトリガーの共通設定項目をご覧ください。

  1. 上のステップと入れ替え
  2. ステップの削除
  3. 下のステップと入れ替え