トリガー

トリガーは、空間インスタンス内で起こったことやプレイヤーの動作を検知し、それをステートに書き込みます。

トリガーには以下の二種類が存在します。

  • アイテムトリガー: アイテムに設定し、アイテムに対する操作や衝突などを検知します
    • コンポーネント名がXXXXItemTriggerとなっています
  • プレイヤートリガー: 任意のGameObjectに設定することで、全プレイヤーの状態変化を検知します
    • コンポーネント名がXXXXPlayerTriggerとなっています

一覧はトリガーコンポーネントをご覧ください。

トリガー共通の設定項目

各トリガーコンポーネントにはTriggersという項目が用意されており、複数のステートに対して同時に書き込むことを設定できます。

ひとつのステートに対する設定

  • 1: 書き込み先のステートを指定します。
  • 2: 書き込む値を設定します。

書き込みステート一覧の管理

  • 3: 項目を追加します。
  • 4: この項目を1つ上と入れ替えます。
  • 5: この項目を削除します。
  • 6: この項目を1つ下と入れ替えます。

設定項目の詳細

ステートの指定(1)と書き込む値の設定(2)の詳細を説明します。

ステート指定

Targetでにステートの種類と対象を、Keyでキーの文字列を設定します。 以下ではTargetの設定を解説します。

  • アイテムステート
    • This: コンポーネントが設定されているアイテム自身のアイテムステート (アイテムトリガーのみ)
    • SpecifiedItem: 指定された特定のアイテムのアイテムステート
  • プレイヤーステート
    • Owner: コンポーネントが設定されているアイテムのオーナーのプレイヤーステート (アイテムトリガーのみ)
    • Player: 動作を行ったプレイヤーのプレイヤーステート (プレイヤートリガーのみ)
  • グローバルステート
    • Global: グローバルステート

CollidedItemOrPlayerはOn Collide Item Trigger コンポーネントでのみ指定できる特殊な設定です。衝突先がアイテムならそのアイテムのアイテムステートに、衝突先がプレイヤーならそのプレイヤーステートに値を書き込みます。

値の指定

Parameter Typeにステートの型を指定し、その値を設定します。 トリガーが検知したときには、ここで設定した固定の値がステートに書き込まれます。

  • Signal: タイミングのみを表すので、設定できる値はありません。
  • Bool: true, falseをチェックボックスで設定します。
  • Float, Integer: 数値を指定します。
  • Vector2, Vector3: ベクトルのx,y,z要素の数値を指定します。

Steer Item Trigger コンポーネントなど一部のトリガーでは、値として Inputを指定することが出来ます。 Inputが指定された場合、固定値ではなく入力状態を反映した値を継続的に書き込みます。